ロードバイクのホイール

ロードバイクのホイール

ホイールの重要性

初めてロードバイクを買うとき(つまり初心者レベルの時)、
ホイールの重要さなんてものに気づかないかもしれません。

もちろん自転車として走る要素にどんなグレードであれ、
ホイールがなければ自転車は成立しないのですが、
ここではそういう話をしているわけではなく、
ホイールのグレードアップをする重要性についてのお話です。

お金持ちがロードバイクを購入する際に、
最初からハイグレードのホイールを高級フレームと一緒に
購入できるなら悩むことはないでしょうけど、
一般には、先ずはロードバイクの高額さに驚き、
購入時はホイールなど他のことまで気が回らないと思います。

先ずはとにかく自分が許せる予算の中で乗ってみよう・・・
そんな思いで始めるのではないでしょうか。

私はまさにそんな感じでした。
とりあえず完成車の中で予算が許す範囲で
一番グレードのよいバイクを選びました。

そして乗っているうちにロードバイクが
面白くなってくれば、
様々なところに対して
「グレードアップしたい」といった欲が出てきます。

このような時も限られた予算でグレードアップ
しなければならない人のほうが多いと思います。

そうするとコストパフォーマンスの高いグレードアップを
目指したくなるのは当然です。

見た目のグレードアップがしたければ、
一番目立つ箇所から自分が理想と思うデザインになるよう
グレードアップすればいいでしょう。

そして走りそのもののグレードアップを望むなら、
(フレーム本体の交換は除いて)
やはりホイールのグレードアップでしょう。

なぜなら一番コスパが高いと言われているからです。

ホイールを換えるだけで?

と思う方もいるかもしれませんが、
バイクショップのスタッフさんのお話では
数あるパーツの中で交換したことを
一番実感できるのがホイールなんだそうです。

軽いホイールに交換すれば、走ればその軽さを実感できますし、
ディープリムのホイールに交換すれば、
高速で走るときにそのエアロ効果を実感できます。

ホイールのグレードアップは
容易に実感を得られやすいんです!

ホイールの種類

では、どんなホイールにすればいいのか・・・と
パーツカタログなどを見て、
まず疑問に思うことは用語です。

クリンチャー、チューブラーなど
聞き慣れない言葉が出てきます。

ロードバイク・ホイールの種類として使用されているのは、
クリンチャー、チューブラー、チューブレスの3つです。

クリンチャー
多くのロードバイク乗りに人気があるホイールです。
タイヤとチューブを使用するため、メリットとしては
出先でチューブがパンクしてもチューブを交換すれば、
すぐに走り始めることができること、
様々な種類があり自分の用途や
予算に合うものが見つけやすいです。
デメリットとしては他のホイールよりも重く、
力の伝達効率という点でも劣る部分がありますが、
その微妙な違いを誰もが敏感に感じ取れるかは疑問です。
一般道を走って景色などを楽しみたいローディには
一番オススメできるホイールです。

チューブラー
チューブとタイヤが一体になっていて、
タイヤをリムセメントなどで
ホイールに貼りつけて使用します。
メリットは軽量で、乗り心地が良いことです。
クリンチャーが一般向けの使用に対し、
軽量などのメリットから競技用ホイールとしては定番です。
デメリットとしては、
パンク時にタイヤはほぼ使い捨てとなります。

チューブレス
上の2つよりも比較的新しいホイールでチューブを使いません。
メリットとしては、チューブを使わないので軽量になり、
タイヤからリムへと力が直接伝わるため、
伝達効率が向上します。
デメリットとしては、
出先でのパンク修理が難しく、
タイヤの種類も限られます。

さらにリムの高さや形状の違いもあります。

ディープ(またはハイ、High)リムと呼ばれるホイールは、
リムの高さがおよそ50㎜を超えるようなホイールで、
重量は重くなりますが、
平地で高速域(時速30kmくらい)に入ると、
エアロ効果により巡航走行性能が増し、
平地での威力は抜群です。
逆にヒルクライムや市街地で
信号によるストップ・アンド・ゴーが
多いシチュエーションでは、
ホイールの重さが際立つため、
不向きなシチュエーションとなります。

ディープリムは見た目のインパクトが抜群で、
とてもカッコイイことから、
それが一番の目的で使用しているローディもいます。

一方、リムの高さが低い、
ロープロファイルホイール(Low)は部材の少なさから、
最も軽いホイールになります。
リムの高さは24mm程度となり、
横からホイールを見るとかなり薄いホイールに見えます。
平地での走行では巡航性能が落ちますが、
ヒルクライムではこの軽さが威力を発揮します。

一長一短のあるディープとロープロファイルリムに対し、
お互いの良さを併せ持たせたものがミドルのホイールです。

平地での巡航性能はディープには敵わないものの、
一般的なリムよりはエアロ効果を得て
巡航性能がアップします。

つまりディープとロープロファイルリムの
いいところを併せ持つのが
リム高30mm程度のホイールです。
平地巡航もヒルクライムもどちらも行けます。

乗る人それぞれに目指しているゴールが違うため、
誰でもこのホイールを買えば正解というものはありません。

クライマー重視であればロープロファイルリムでしょうし、
平地での巡航性能を重要視するならディープリムでしょうし、
どっちつかずだけど、とりあえず見た目もカッコイイから
ミドルハイトのホイールという選択もアリでしょう。

ちなみに私はロープロファイルリムとミドルハイトリムの
さらに中間くらい、つまりオールラウンダー向けの
ホイールを選んでいます。

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